ルイヴィトンアクセ
null
nullどこまでも、どこまでも。 遊紗「あぅ……あっ、これは……あの……っ」 極度の緊張によるものか。 見開いたままの瞳に、一気に涙が溢れた。 いかん! この子に新たなトラウマを植えつけてはならない。 アトランティスの血を引く美形白髪王子の出番だった。 少女が錯乱するよりはやく、冷静にハンカチを取り出す。 それでまず、遊紗の鼻先を包んだ。 遊紗「……うゅ?」 変な声をあげる。 根本を断ち切ってから、幾度か折り返して鼻下をぬぐう。 それから鼻汁橋を回収しつつ、自分の制服を軽く拭いた。 ハンカチをポケットに戻す。戻そうとする。 遊紗「あ、だめ、だめですよっ!?」 太一「んー?」 遊紗「そんなききき汚いっ、あ、それはだめ、捨てないと、あ、あのっ」 遊紗「べんしょーしますっ!」